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なぜ子供が塾をさぼる?【改心】家出の生徒、スタバ逃避生徒が

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なぜ子供が塾をさぼる?【改心】家出の生徒、スタバ逃避生徒が

感謝します。

「できました」を増やす塾まなびっこくらぶの宗形です。

 

今回は、「なぜ子供が塾をさぼるのか?」についてお伝えします。

 

理由は、単刀直入に「嫌だから」です。

 

当たり前だ、という声が聞こえてきます。

でも、ここには深い根が潜んでいます。

 

嫌だけど、行ってる生徒もいる中、

お金をこれだけかけて通わせているのに、

成績も一向に上がらず、、、

 

進路もどうしたら良いか悩ましいのに、

塾をさぼるんですよね。

 

そして、親御さんは

頭を抱えてしまうんですよね?

だからこの記事を読まれてるんですよね。

 

ではこの悩みを解決する方法をお伝えします。

子供が塾に行かなくてはいけない理由を、

子供が本当に考えていますか?

 

親のエゴで通わせていませんか?

 

小学校の時から、周りが塾に行かせてるから、

という理由だけで通わせていませんか?

 

大好きで遊びたい夏休みや休日に

「模試を受けなさい」

と言っていませんか?

「宿題をしなさい」

と言っていませんか?

 

子供からすると、

もうそれはうんざりなんです。

 

まずは、子供の立場に立ってあげる、

ここからではないと、事態は改善しません。

 

厳しいお話をしていますが、

まなびっこくらぶは、実は、

塾が嫌すぎて家出をした親御さんに依頼されて始まった塾です。

 

だからこそ、

生徒の嫌な気持ちがすごくわかるんです。

 

横浜から塾の夏期講習が嫌でしょうがなくて、大阪に家出した中3の女の子の話

その子は、アトピーがひどくて、小学校の頃に入院してたことがありました。

だから、小学校の時に勉強が抜けてしまったので、

塾でもずーっとビリでした。

 

その子は長女。

親御さんも受験をどうしたら良いかわかりません。

 

大阪出身のお二人でしたので、

横浜の受験制度自体もわかっていませんでした。

 

だから、塾に入れれば、なんとかしてくれると思っていたようです。

 

ところが、その女の子にとっては苦痛でしかなかった。

 

周りも塾に行っているから仕方ないかな?

と思って通っていたけれど、

夏期講習は量が違う。

 

やりたくないのに、一個もわからないのに、

宿題は山ほど出される。

それは逃げ出したくなるはずです。

 

お父さんが単身赴任している大阪に一人で逃げ、

お父さんが帰省している間に家出したのでした。

 

その子と心から向き合い、

進路についての悩みも聞き、

その子だって、

実は進路について悩んでいることがわかりました。

 

嫌な学習でも、

自分の進路に関係することは分かっているので、

その子はまず、

学校の成績をあげることをがんばりました。

 

もちろん、塾の先生である僕も、

その子の成績が上がることは何でもしました。

提出物のアドバイス、技能教科のアドバイス、、、すべてです。

 

すると、家出はおろか、

しっかりと塾にくるようになったのです。

 

塾に任せきりにならないこと。

そして、親身になりながら、塾の先生にも協力してもらうこと。

 

子供が塾をさぼる理由、その深いところを考えてみてください。

 

次の例はスタバに行っていた生徒です。

塾をさぼってスタバに行っていた生徒(中学生女子)

この生徒も、

お母さんが小学生の頃に塾に連れていき、

あれよあれよのうちに塾に通うことになったと言っていた生徒でした。

 

塾のセールスとして、

中学受験をすすめられ、

お母さんは気分を良くして受験をすることになってしまったそうです。

 

小学校5年生から夏期講習、冬季講習、春季講習に連れていかれる。

 

最初は子どもは、親を喜ばせたいとがんばります。

 

自分のためではなく、親のためにです。

なぜなら、子供が生まれてくるのは、

お母さんを喜ばせるためだからです。

 

でも、次第に苦痛が伴い、塾があるから、

好きな遊びもできない、

好きな習い事も続けられない、

すべてが受験をなぜか受けることになり、

犠牲になっていったそうです。

 

共働きだった親御さん。

塾には、入室したという連絡を伝える機械があります。

それをうまく利用し、親御さんには、塾にいると安心させつつ、

自分はスタバに行っていたそうです。

 

これはバレますね笑

見事、塾側にもバレ、親御さんにもバレ、すごいことになったそうです。

そこで、まなびっこくらぶの僕のところに相談が来ました。

「なんとかしてくれ」と。

 

生徒さんに寄り添うこと、

 

なんですよね。

 

目の前の、スタバに逃げるという現象は、氷山の一角なんです。

それを変えるよりもまず、

なぜそれが起きているのか?

子供の心がどうだから、そうなっているのか?

を理解してあげるのが大切なんです。

 

塾で出される課題をしっかりとできる子は少ないですし、

しかも、それが自分に役に立たなければやりたくないのは当然なんです。

 

もし、生徒さんがさぼってしまうのであれば、

その子に寄り添う気持ちを持った塾に変えましょう。

 

行く塾行く塾をすべてさぼって途方に暮れていた例(中2男子)

最後のさぼりの例は、

中学2年生の男の子で相談に来られたケースです。

 

学校では一番の問題児。

何度も塾を変えては、さぼる、を繰り返していました。

その生徒はかなり有名らしく、友達がいつも塾終わりに迎えに来ていました。

「なんで塾なんて行ってるの?遊ぼうや」

 

塾に対して価値が見出せない様子だったのですが、

その子は耳が良かったのを見出しまして、

英語がまったくできなかったところから、

プライベートレッスンで英語を教えると、

とても上手いことがわかったので、

楽しい授業をしていたら、

英検3級に一発で合格したんですね。

 

学校の勉強は全くできなかったその生徒。

塾は大嫌いな場所だったそうで、いつもさぼっていました。

しかし、英検合格の奇跡を勝ち取ると、

次は、高校合格の成績表を取る、と躍起になりました。

 

そしてその子、続くエピソードがあります。

大学も総合型で受かる大学を一緒に見つけまして、

見事に合格したのです。

 

今はマルタに留学したり、大学生活を楽しんでいます。

 

まとめると、

塾をさぼっていると、親は何のためにお金を出しているか、虚しくなります。

塾をさぼっている生徒は、なぜ親は理解してくれないのか?と不満が溜まります。

双方にとって良くない。

 

だから、そこに仲介に入れるような塾や学校の先生がいると良いかと思います。

子供の未来は、今までお伝えしてきたように、

一つの出会いから、変わるかもしれないんです。

 

子供が塾をサボる理由をまずは客観的に見てみましょう。

そこから、解決策は始まります。

 

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